『第一回釧路歯科技工士会カービング大会』 報告    
 釧路歯科技工会 会長 清水 寛
 去る11月18日に釧路市(釧路市生涯学習センターまなぼっと)に於て『第一回釧路歯科技工士会カービング大会』を開催致しました。
 この大会は釧路歯科技工士会内の行事として開催され、作品を東京の高瀬 直氏(デンタルラボア・グロース)へ送り、審査並びにコメントを依頼する…という形で行いました。又、今回、高瀬氏からの提案により東京と釧路の会場をSkypeで繋ぎ、高瀬氏を講師にWebセミナーも行われました。
 大会当日、午前10:00より競技参加者8名が高瀬氏よりSkypeを通して「お題」を頂き、10:20より競技開始。「お題」の“上顎右側第一大臼歯”を彫刻。時間は「ほるほる」に準じ90分。和気藹々ながらも皆真剣にカービング。
 競技終了後は高瀬氏による約30分のWebセミナー。ペクトン等のPAEK材を使ったマテリアルの優れた衝撃吸収性をジルコニア等と如何に組み合わせ、使い分けるか・・・と言うお話をして頂きました。
 その後は全員で後片付け。昼食を挟んでの「雑談会」。これも普段なかなか会員同士集まる機会があっても出来ない事なので、今回敢えて採り入れました。雑談も大いに盛り上がりつつ14:00に全日程終了、散会となりました。
 尚、現在審査依頼中で、高瀬氏はじめ歯型彫刻に造詣の深い歯科技工士3名により審査採点され、来年1月5日の釧路歯科技工士会新年交礼会の中で表彰式を行う予定です。
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