平成29年1月21日土曜日午後1時から、札幌全日空ホテルに於いて、第148回北海道歯科技工学術研修会が開催されました。
第1部は「総義歯臨床 イメージを結果に繋げるラボワーク」と題して、コンフォートデンタルクリニック総義歯治療専門歯科医師の松丸 悠一先生にご講演をしていただきました。患者個々の口腔内を診断する際に、どのようにすれば安定して快適な食事が出来る義歯製作が可能になるのかを義歯の設計を行う時点から、義歯の最終仕上がりまで動画等を用いて術式を述べられました。

第2部は「ｼﾞﾙｺﾆｱｵｰﾙｾﾗﾐｯｸｽの長期予後を安定させるためのﾁｪｱｻｲﾄﾞ、ﾗﾎﾞｻｲﾄﾞの役割」と題して、むとべデンタルクリニック院長であります六人部 慶彦先生にご講演をいただきました。先生自ら歯科技工をされている事から、歯科技工士的見解が多くみられました。またご自身の作成した補綴物や顎模型には一流の匠の技を感じ、その歯科技工への取り組みに敬意を表する方も多くいたと感じたご講演でした。