平成30年度 第1回北海道歯科技工技術研修会
【日 時】 平成30年7月28日(土) 12:00〜17:00
【会 場】 札幌駅前ビジネススペース
       札幌市中央区北5条西6丁目1−23  第二北海道通信ビル2階
【参加費】 会 員 1,000円
                (卒後3年以内の会員の道技主催学術研修事業の受講料は無料に致します)
                 未入会 10,000円
【取得単位】自由研修10単位
【主 催】 公益社団法人北海道歯科技工士会
【講演内容】
講演Ⅰ
 演 題 「歯科技工業界の現状と将来の展望
 講 師 戸島 和之
      公益社団法人北海道歯科技工士会 副会長
 抄 録
 これから歯科技工士として活躍する皆様や、現在すでに活躍されている若年層の歯科技工士の皆様を対象に、近年の歯科技工業界の現状と将来の展望についてその環境、歯科技工士法を基とするコンプライアンス、歯科技工経済の源となる歯科診療報酬「製作技術点数」の仕組み等を交え、理解を深めて頂き、歯科技工士としてのスキルアップへ繋がる様説明致します。また、「歯科技工士自信が自己研鑚を重ね、歯科技工士自身の力で環境整備や社会的地位の向上を目指す意識を持つべきだと」とする歯科技工士会の活動と成果を解説し、組織活動の必要性を理解して頂きたいと思います。
講演Ⅱ
 演 題 「就職活動におけるマナーや心構え」
 講 師 長谷川 久美子 先生
      plusM(プラスエム)
 抄 録
 仕事ができて感じが良い。そんな人材が求められています。仕事ができることはもちろん重要ですが、それだけでは通用しないのも現実です。第一印象は数秒で決まると言われています。就職活動の中での面接シーンも同様で、面接官と最初の数秒がその面接の行方を左右するかもしれません。面接では話の内容と同じくらいマナーが見られています。仕事を行ううえでのマナーが身についているかを企業は見たいのです。基本のマナー、つまり当たり前のことがきちんとできているかどうかで、印象はまったく違ってきます。印象度アップにつながる訪問、面接での基本マナーや信頼を届ける姿勢、視線の置き方、話の聞き方を確認します。また、企業が学生を採用するにあたっての最重視点はコミュニケーション能力です。コミュニケーションの入り口をワークで体感していただきます。企業が求める『人材』を目指します。
講演Ⅲ
 演 題 「硬質レジン前装冠製作における押さえておきたい
                 Basic&Advance Technique」
 講 師 中村 悠介 先生
      医療法人社団幸友会
      中野デンタルクリニック&エステティックセンター
 抄 録
 前歯部補綴治療において硬質レジン前装冠は保険診療に適応しているため、現状の歯科治療では患者が選択する頻度が高い治療といえます。保険診療ではさまざまな要因で補綴物の製作方法が制限されることが多く、理想的な条件が整っていることは稀ではありますが、製作における基本と注意点を把握していないと臨床上対応に苦戦することにつながると考えております。今回、硬質レジン前装冠においての基礎知識と製作方法を、臨床例をふまえてお伝えします。参加された方々に、日々の臨床において一つでも役立つ情報になれば幸いです。
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