第146回北海道歯科技工学術研修会及び平成27年度第3回北海道障がい者歯科技工士研修会報告
小樽歯科技工士会 太田 桂吾
平成28年2月27日(土)小樽グランドパークを会場に、公益社団法人北海道歯科技工士会道 央ブロック小樽支部会による、第146回歯科技工学術研修会、平成28年度第3回北海道障がい者歯科技工研修会が開催されました。
講演Ⅰは大阪市でラボを開業されている辻貴裕先生による『1から学ぶデジタルインプラント技 エ』と題して、アナログからデジタルへのパラダイムシフトへの変革と展望という視点で、CAD/CAM の加工精度と活用法を公演時間をオーバーする程のスライドで説明されました。なかでもデジタル技法はあくまでアナログ技法の補助であり、逆にアナログ技法では困難だった設計や製作をデ ジタル技工で製作することで、互いに補完することが大切だと説明されました。
講演IⅡでは『在宅歯科医療の現状と展望』と題して、日本訪問歯科協会の前田実男先生に曰本 と海外の歯科訪問診療の違いや現状の問題点について講演していただきました。
最後に寒中の折、八重樫会長及び道技役員、札棍歯科技工士会、関係者の皆様により無事 終えることが出来ました事を心より感謝申し上げます。