第150回 北海道歯科技工学術研修会が開催されました。
演題:『総義歯臨床 イメージを結果に繋げるラボワーク』
講師:コンフォート・デンタルクリニック総義歯治療専門歯科医師 松丸 悠一先生
日時 / 平成29年月9月30日(土)
会場/TKP札幌カンファレンスセンター
今回は、治療用義歯を応用した臨床症例のラボワークを、実際の口腔内と関連付けてご講演されました。
下顎義歯の形態は研磨状態を含めて、下唇周囲の緊張を理解して義歯を作成しているか?特に大臼歯部付近の形態がプラスに働いているか?患者さんが装着していた旧義歯または、スタディーモデルが有る場合、はどのような状態だったのかを観察する事が必要でる等。そのポイントとなる所は何処なのかを細かく説明されました。
また、難症例で見えなくなるものは何なのか。模型から読み取る義歯の外形線の捉え方を、症例をとおして歯科技工士の目線で解説をされました。
松丸先生のプレゼンテーションは素晴らしく、患者さんに完成義歯を装着した際の模様を動画を使って解説をしていましたが、その患者さんの満足している様子にとても驚きと伴に感銘を受けました。
松丸先生の講演は、明日からの義歯製作に活かせる、結果と信頼に繋がるイメージを持てる素晴らしい内容でした。